ハウスメーカーや一般の建設会社は内部の壁は大壁造りが殆どですが
私たちの事務所が真壁造りにするこだわりには理由があります。
①木造の木の表情をみせます。時の経過により深い味わいになることを感じられます。
②木の呼吸を妨げない。
③木組みが正確に行われているか見ることが出来ます。乾燥が不十分な木組みや手抜き工事があればわかります。
④呼吸する塗り壁を行うことが出来る。大壁構造でも可能ですが割れやすい。
⑤本物の日本の職人が手掛けた家になります。
大壁造り
①木造ですが、柱を削る仕上工事がありません。また梁、柱の接合部分も見えないので工事手間は安く行えます。
②柱の見えない大壁造りなのでスッキリしたデザインに出来ます。壁はクロス貼り部分が多くなります。
③構造の柱と梁等の接合部分が見えないので、構造の狂い、隙間、緩みがあっても分からない。
④使用頻度によりますが10〜20年くらいでクロス張替工事は必要です。
参考の写真1〜5は真壁造り壁漆喰塗り新築住宅、はり、桁、胴差等構造材も現わしています。
降幡建築設計事務所での標準的な形です。6〜10
は大壁に壁仕上げは珪藻土クロス貼りです。ローコスト住宅ですが、丸太梁、床張り現しの意匠です。
柱はすべて東農桧4寸角です。